世界遺産:旧グラバー住宅

茶の貿易・炭坑開発・造幣など、日本の近代化に大きく貢献したスコットランドの商人:トーマス・ブレイク・グラバーが、1863年25歳のときに建築。現存する最古の洋風木造建築であり、最初の和洋折衷建築といわれています。

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数々の幕末の志士たちと交流し、信頼を得たグラバーが住み、そして悲劇の息子:倉場富三郎の邸宅でもありました。日本が近代へと歩み始める、まさにその目撃者ともいうべき邸宅。

 

しかし、高台からの眺望の良さが仇となり、戦艦武蔵建造の秘密保持のため、1939年三菱重工業長崎造船所が買収されます。そして、第二次大戦後アメリカ進駐軍の司令官公舎を経て、1957年に三菱重工業長崎造船所創業100周年祝賀記念行事として長崎市に寄贈されました。

1961年(昭和36年)6月7日、主屋・附属屋が国の重要文化財に指定。
構造形式は、木造平屋建・ペンキ塗・寄棟造桟瓦葺・ベランダ付。

2015年7月に「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして、世界遺産に登録。

​2021年10月に大修復が終わり、再び一般公開されています。